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疲れたからゆったりしたいのに、なんだかくつろげない…。 そんな風に感じたら、お部屋の明かりをチェックしてみてください。 天井の蛍光灯だけが煌々と照らす。そんな空間で過ごしていませんか?
光が気持ちをコントロールする

高級レストランやバーなどがおしゃれな間接照明で彩られているのは、ムードづくりのためだけではありません。人はオレンジ色の光にふんわり照らされると、自然に緊張がほぐれて安らぎを感じるからなのです。
人の感覚のおよそ80%は視覚が占めています。なかでも、視覚を左右する重要な要素は光。心身をリラックスさせる刺激には、香り(嗅覚)や音楽(聴覚)などもありますが、お部屋でゆったりとくつろぎたいなら、まず、照明をチェンジすることが効果的なのです。
今回ご紹介する"くつろぎ空間"の演出法は、「光の色」「光の高さと照らし方」がポイント。このポイントにそって、お部屋に照明器具をプラスするだけで完成です。使うのは小さなクリップライトやスタンドライトがメイン。値段も1000円台からとリーズナブルな上、特別な工事や難しい専門知識もいらないので、とっても手軽です。

くつろぎ空間を演出する光の法則
イラスト
光の色
太古の昔から人間は、朝日とともに目覚め、太陽のもとで活動し、日が傾いたら家路について眠る…。そんな生活を何万年も続けてきました。このような光に対する反応は、現代人のDNAにも残っているので、昼間の太陽の青白い光を浴びると活動的に、夕日のオレンジ色の光を浴びるとリラックスモードへと、自然に体内のスイッチが切り替わります。そのため、白熱電球や電球色の蛍光灯が放つオレンジ色の光は、人に安らぎを感じさせるのです。キビキビと家事や仕事をこなしたい時は青白い光、くつろぎたい時にはオレンジ色の光へと、光の色をシーンで使い分けましょう。

光の高さ
天井に近い位置、床に近い位置、その中間、と高さの異なる明かりを配置すると、空間に光と影のリズムが生まれておしゃれな雰囲気に。とくに目線より低い位置の光には、沈みゆく夕日のように高いリラックス効果があります。

光の照らし方
照らし方には、「直接照明」と「間接照明」の2種類があります。
直接照明は、天井から人間を直接照らす明かりのこと。反対に間接照明とは、天井や壁などを照らし、その反射でお部屋を照らす明かりです。昼間の太陽のように、上から光を浴びると活動モードのスイッチが入ってしまうので、くつろぎたい時は天井照明をオフにして、間接照明に切り替えましょう。

リビングルームベッドルームLEDやキャンドルでバスルームを彩ろう!
結城 未来先生

監修 結城 未来(ゆうき みく)

タレント、灯り(あかり)ナビゲーター。
キャスターやレポーターとしてテレビ出演する一方、照明コンサルタント、インテリアコーディネーターなどの資格を生かして、テレビ番組や新聞、雑誌で明かりの大切さを提唱している。主な著書に、『頭がよくなる照明術』(PHP新書)がある。
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