この秋、チャレンジしてみませんか?カシコく、お手軽収納術

高橋 ゆき (株)ベアーズ専務取締役 家事研究家

PROFILE 高橋 ゆき (株)ベアーズ専務取締役 家事研究家

香港在住時に体験したメイドに利便性を感じ、「女性の"愛する心"を応援します」をコンセプトに1999年、家事代行サービス、育児サービスの㈱ベアーズを夫が起業。妻として専務取締役として創業期を支え、以後、日本における家事代行サービスのパイオニアとして、テレビ・雑誌・セミナーなどで幅広く活躍。家事研究家であり、二児の母である。

快適な生活空間を、家族みんなで作る気持ちを。

「収納」というと、いきなりカラーボックスを買い込んだり、高度な見せる収納に挑戦したりしがちですが、実際にやってみると長続きしないことが多いのではないでしょうか。収納を考える上では、快適な住まい空間をいつまでも維持できることがいちばん大切。ですからまずは、家族みんなを巻き込んで、自然にすっきりした住まいを維持できる環境を整えることを考えましょう。

それには気持ちのゆとりが大切。せっかく片付けた部屋を子どもが散らかしてしまえば怒りたくなるのが人情ですが、そこで「散らかし方をキレイに見せるのも主婦のウデ」くらいのゆとりを持ってみましょう。また高所作業や力仕事をご主人に頼むこともあると思いますが、せっかく手伝ってくれたご主人にダメ出しするのも厳禁。家族みんなで住まいを大切に慈しむ気持ちを育みましょう。

不要なものを処分するのではなく、
大切なものだけを家に置く。

わが家は世界でいちばん大切な場所です。だから「要らない物を捨てる」のではなく「自分と家族にとって大切な物だけを残す」と、考え方をちょっと変えてみましょう。「物がなかなか捨てられない」という方も、これなら無理なく物を減らせるのではないでしょうか。
住まいには、ご家族のライフスタイルが映し出されます。家族みんながお気に入りの住まいを創ろうという気持ちを共有すれば、自然に快適な生活空間を保つことができるはずです。

まずは今の状態を写真に撮ることからスタート。

家事のコツは、
「焦らず」「慌てず」「やさしい気持ちで」。

毎日の家事はエンドレスに続くお仕事。奥さまの精神的なストレスも、主にこの点から生まれます。ストレスを溜めずに、家事全般を快適にこなす3つのポイントは「焦らず」「慌てず」「やさしい気持ちで」。これは収納を考える時にも同じです。
常にリラックスして乱暴にならないこと。計画的に少しずつ進めること。そして、すべてのものに感謝する気持ちで取り組むこと。このポイントを忘れなければ、きっとうまく行くはずです。煩雑な家事を面倒と思わずに、むしろ自分自身が楽しめるような工夫をしてみましょう。

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リビング・キッチン・バス・・。
けっして欲張らず、ひとつずつ理想の姿に仕上げていく。

まずは今の状態を
写真に撮ることからスタート。

片付けたい場所の状態を写真に撮ってみると、要る物と要らない物がくっきりと見えてきます。家全体を一気に!と欲張らずに、今日はリビング、次回はキッチンと、一ヵ所ずつ計画的に行いましょう。無理は禁物です。ずっと暮らす家なのですから焦ることはありません。

収納のルールは1つ。それは
「使ったら定位置に戻す」こと。

「それぞれの定位置を決め、使ったら必ず戻す」のが収納の鉄則。でも実際はこの簡単なルールがなかなか守れないのが正直なところ。そこで、このルールを守りやすくする方法を工夫しましょう。ポイントは2つ。同じ用途の物をまとめること。そして定位置を家族に周知しておくことです。これが家族に浸透すれば、物を探す手間も省け、また見た目もすっきりと片付いて一石二鳥。以後の住まいのお手入れがグッと楽になります。

まずは今の状態を写真に撮ることからスタート。

1週間分のレジ袋を、大・中・小のサイズ別に整理しておくと、乱雑にならず使い勝手も良。必要以上のレジ袋はくれぐれも住まいに持ち込まないように。

固定観念を捨てて、
収納スペースを発見する。

収納スペースが足りないとおっしゃるお宅を拝見すると、実はせっかくの空間に無駄な物が詰めこまれているケースがとても多いんです。
例えばスーパーのレジ袋や紙袋。私の集計では1週間に使うレジ袋は、大5枚・中3枚・小7枚あれば十分。それ以上はスペースの無駄遣いになってしまいます。サイズ別に整理して、それ以外は思い切って処分してしまいましょう。
また備え付けの棚や納戸以外に、使えるスペースを積極的に発見するのも収納のコツ。特に壁面は、フックや棚などを使えばかなり活用の余地があります。そしてもうひとつ、固定観念を捨てることも大切です。例えば洗面台の下は洗剤ボトルやバケツだけの置き場ではありませんし、押し入れもお布団だけの場所ではありません。こうした空間もきちんと整頓して活用すれば、まだまだ収納力は高められます。

自分の気持ちにハリを
持たせる工夫も。

作業が終わって理想の状態に仕上がったら、その状態をぜひ写真に取っておきましょう。「ここまで美しくできた!」という達成感と自信になりますし、整頓しなおす時にはこの写真がお手本にもなります。少し乱れたら理想形に戻すサイクルが習慣になればしめたものです。
また家の中が乱雑だと、ついつい人を呼ぶのをためらってしまいますが、むしろ積極的に友人を招くのも効果的。友人にキレイなわが家を誉めらることで、気持ちにハリも出て、ますますわが家を整えたくなるはずです

自分の気持ちにハリを持たせる工夫も。

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