いつの日か必ず起こる地震に備える あなたのお部屋の「対災力」強化重点ポイントガイド

マンションで安全に暮らすために知っておきたいこと。

 マンションには、立地やアクセス面、また充実した設備や構造など、住環境としての大きな魅力がたくさんあります。しかし一方でこうした長所を持つがゆえに、戸建てとは違ったリスクを想定しなければならないのも事実です。

 普段は便利な都市空間もひと度被災した場合にはあらゆるライフラインが一斉にマヒし、都市部ならではの混乱をもたらすことが予想されます。

 また、近隣のビルや建物からの落下物への配慮、そして大規模な火災などへの対策も考えなければなりません。さらには東日本大震災でも発生した液状化による地盤沈下、帰宅困難者の発生、食料や物資の不足、ゴミや衛生問題など、被災直後から多方面にわたってさまざまな被害が想定されます。

 地震大国である日本では、例えどの地域に暮らしていても、地震から逃れることはできません。もし災害に遭遇した時、ご自身がお住まいの街やマンション周辺にはどんなことが起こるのか、まず第一にそれを良く知ることから、災害への対策を考えましょう。

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01 あなたがお住まいのマンションでは…

 マンションは一戸建てに比べて地震に強いとよく言われています。免震や耐震などの構造面の強みを理由にマンションを選択された方も多いことでしょう。

 揺れに強いというのは大きなメリットですが、それでもまったく被害がないわけではありません。マンションそのものの構造には影響がなくても、壁や配管など各種設備がすべて無事とは限りません。東日本大震災の際には実際に壁材の亀裂や天井材の落下、玄関ドアのゆがみなどで被害が甚大となったマンションもありました。

 一般的に居住階層が高くなるほど揺れ幅は大きくなり、室内被害もまた大きくなります。

 マンションの防災においては、それぞれのマンションの構造や、お住まいの階層などによって対策が異なることを知り、実情に合った対処を怠らないことが重要です。

 これまでの防災対策は「まず逃げること」が大前提でしたが、現在のマンションにおいては被災後も住まいを離れないという選択も現実的です。もちろんその場合には震災後に必要な備蓄品などについても考えておくのがベターでしょう。

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地震の際、マンションでは実際にこんなことが起こり得ます・・・ MANSION

マンション全体のチェックポイント 非常階段 ドアまわり 外壁の崩落 配管の断裂 受水槽破損 バルコニー

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